この特許は、揮発性有機化合物を含む汚染水を効率よく浄化するための曝気装置とその方法に関する。装置は、空気を強制的に押し込むノズルと、汚染水を分散させる充填材層を組み合わせている。空気の流量を調整できるため、汚染水中の有害物質を効率的に除去できる。さらに、空気供給装置を共通化し、排気を循環利用することで、省エネルギーと装置の小型化を実現している。
従来の汚染水浄化装置は、空気を自然に取り込むだけでは十分な曝気効果が得られず、揮発性有機化合物の除去効率が低かった。また、装置が大きくなりがちで設置スペースを多く必要とし、運転コストも高くなっていた。さらに、気体と液体の流量比(気液比)の調整が難しく、効率的な運転管理ができなかったため、安定した浄化性能を維持するのが難しかった。
この発明は、空気を強制的に押し込むブロアを使って、ノズルから汚染水に多くの空気を混ぜることで、曝気効率を高めている。また、汚染水を分散させる充填材層にも空気を供給し、気液比を調整できるようにした。さらに、空気供給装置を一つにまとめ、排気を循環利用することで、装置を小型化し、省エネルギー化とコストダウンを実現した。これにより、安定した高効率の汚染水浄化が可能となった。